資格取得で迷ったら就職に有利な基本資格からきっちり押さえる

まずは基本資格三種の神器をおさえる
「どのような資格を取るとよいのですか」と質問されます。しかし、これには正確な答えはなく、その人の現在の状況、得手不得手、学習意欲、時間的余裕、将来の夢などを総合的に判断した上でなければ、必ずしも答えを出すことはできません。

ただ一般的に誰でも取得しておくといいのが、①「語学系」②「情報系」③「ビジネス系」のいわば「基本資格三種の神器」です。

これらの資格は、どの業種に就職するとしても高い評価を受けるからです。21世紀の社会においては外国語がしゃべれない人やパソコンの使えない人は、それだけでビジネス能力に欠ける人と見なされかねません。そこで、この「基本資格三種の神器」をそろえることをまずお勧めするのです。

①「語学系」においては、最も知名度のある実用英語技能検定、就職でかなり評価されるTOEICなどが一般的です。近年では、英語プラスアルファを求める企業も多く、商業英語検定や工業英語能力検定なども有力です。

その他、企業のアジア進出に伴い、中国語・韓国語・インドネシア語・タイ語などの種検定も今世紀中に注目されるようになってくると思われます。目標としては、各試験2級がめどになります。

②「情報系」に関しては、やはり国家試験である情報処理技術者試験、特にそのなかでも基本情報技術者及び初級システムアドミニストレータ試験が最有力と言えます。

また、即戦力として働きたいならば、各種ワープロ検定、表計算検定など2級以上であれば評価してもらえます。「情報系」の資格はこの他にもたくさんありますが、あまり知名度がないために就職用としては適切ではない資格も多いので、受験する際には注意が必要です。

③「ビジネス系」としては、秘書技能検定、 ビジネス能力検定、ビジネス文書技能検定、ビジネス実務法務検定などがあります。どの資格も年に数回実施されているので、ビジネスにおける基本的なマナーを参考書などで勉強した上で、ぜひ挑戦してください。


女性ならば秘書技能検定、男性ならばビジネス実務法務検定がお勧めです。やはり、これも2級程度は取得しておきたいところです。

以上が、どの業界にも通用する「基本資格三種の神器」ですが、その業界内で希望の特定企業、希望の職種に就職するためには、さらに④「専門系」⑤「趣味系」の資格も取得してください。これはちょうど大学でいう「一般教養単位」と「専門単位」の関係と同じで、相乗効果が期待できます。

④「専門系」というのは、自分の希望する業界に特有な資格をいいます。たとえば、金融業界に就職したいのなら簿記検定やファイナンシヤルプランナー(FP)、建設業界に就職したいなら建築士や宅地建物取引主任者、旅行業界に就職したいなら国内・一般旅行業務取扱主任者などといった資格がこれに該当します。

具体的には個別に説明しますが、これらの資格を一つでも持っていると就職内定に直結しますので、就職活動を行う前の年までに取得しておくとかなり有利に就職活動が運べます。

⑤「趣味系」というのは必ずしも必要ではありませんが、持っていると面接試験の際などに話のネタになるものです。

たとえば旅行が趣味ならば旅行地理検定を受ける、サッカーが趣味ならばサッカー審判員の資格を取るなど、趣味を資格としてアピールすることができればよいと思います。

また、特に何もない人は、自動車の普通運転免許を取得して、ドライブを趣味とするという手もあります。このように、およそ大学生が取得すべき資格は結構あります。

大袈裟なようですが、この5種類の資格をすべて取れば、あなたはもう立派な「資格5冠王」です。というのも、実際には取得難易度がそれほど高くなくても、これらのバランスのとれた5種類がそろえばかなり見栄えがするものだからです。
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