試験前に少しの糖分を摂るだけで脳が働いて成績がアップする

1.試験前には必ず糖分を摂取するようにしよう
試験前には必ず糖分を摂取するようにしてみましょう。それも、少量で多くの糖分を摂取できるものです。

チョコレートや干し柿等の手軽なものでよいと思います。しかし、あまり量を食べ過ぎてはいけません。目的は頭にエネルギーを蓄えるためであるのに、食べ過ぎて集中できなくなっては本末転倒だからです。

それではどうしてこれほどまでに糖分の摂取を勧めるのかと言えば、それは現状の力を最大限あるいは現状の力以上のものを発揮するためです。

数値例で考えてみましょう。今、皆さんの力が80であるとします。そして周りの人の力が平均して100。そして緊張等があるとして、周りが85%の力を出すとします。
その場合、あなたはどのようにすれば合格できるでしょうか。あなたが100%の力を出せばよいのです。そうすればあなたのアウトプットは88になります。

それではどのようにすればそのような力が出るのでしょうか。それには、他の人がしていないことで、自分の力をより高く出せる方法を試してみる必要があります。
市販の100円くらいのチョコレートを1科目受験する前に半分から1個全部食べます。このくらいエネルギーは必要であると思います。

試験の最後のほうではエネルギーが不足して思考がおろそかになると思っています。この糖分を摂取するタイミングですが、できる限り遅いほうがいいと思います。しかし、あまりに遅すぎては試験開始時に力が出ないので、30分ほど前から少し食べ、数分おきに少しずつ食べるようにします。そして15分から10分前に食べるのをやめます。

どちらにせよ、それぞれの試験によって何分前に着席し、勉強道具などの荷物をしまわなければならないかは決まっています。それに合わせて最後に少し食べるようにすればいいと思います。

チョコレートを食べて糖分を摂取するのはストレス解消でもあるので、1日に2科目試験がある場合にも大いに活用しましょう。1科目目が終わると疲労が蓄積しているものですが、あらかじめ糖分を摂取しているため疲労度もそれほど大きくなく、さらに試験が終わった直後も糖分を摂取するので、疲労の回復も早まります

外の空気を吸うとまたリフレッシュした気持ちで次の科目に向かうことができますので、最善の状態で試験に臨むことができます。


2.勉強中に食べている間食ランキング
1 チョコレート
2 ガム・飴
3 アイス
4 クッキー・ビスケット
5 スナック菓子
6 菓子パン
7 ヨーグルト・プリン
8 おにぎり
9 カップ麺
10 フルーツ
一番食べているのはチョコレートという結果でした。なぜチョコレートをみんな食べているのでしょうか。それは体が求めているからかもしれません。
勉強に集中するためには、適度なリラックス状態でいることも大切です。

チョコレートやココアに含まれているテオブロミンは集中力や記憶力を高めるといわれています。カカオに含まれるカフェインが眠気を覚ましてくれたり、ポリフェノールには記憶や学習などの認知機能を促進させる効果があるという研究もあり、勉強中に向いている間食です。

チョコレート単体よりは、チョコバナナやチョコをまぶしたナッツなど、プラスαの栄養が一緒に補給できる食べ方がおすすめです。

ナッツ類はランキングに入っていませんが、食べると精神を安定させるとともに、やる気を起こさせるノルアドレナリンの合成に必須のチロシンが豊富に含まれているのでおすすめです。
特にピーナッツやカシューナッツ、アーモンドなどはチロシンが多く含まれています。


3.飲み物で代替エネルギーの補給をしよう
試験によっては、試験中も「飲み物の持ち込み可」という場合があります。その際の選択肢として糖度の高いジュースを、しかも新品のものを置いておくことにしましょう。周りを眺めると、水やお茶の人が多かったように思います。
この絶好の機会に、水やお茶を持ち込むことは非常にもったいないことだと思っていました。

たとえば、皆さんがマラソンランナーであるとします。給水地点に好きな飲み物を置くことができます。さて、何を置きますか。
おそらくスポーツドリンクであったり、蜂蜜入りのスペシャルドリンクであったり、エネルギーを摂取できるものを置くと思います。試験でも同様で、運動するためのエネルギーを脳のエネルギーに置き換えて考えればよいだけです。

試験の主催者側が、わざわざ給水していいよと言ってくれているのに、「いやいや私は必要ありません」というのはせっかくの機会を無駄にしています。試験前に糖分を摂取したとしても、長丁場の試験では途中でその効用が切れてしまうでしょう。それではどうすればよいかというと、代替的な方法で脳にエネルギーを取り込めばよいのです。

それが飲み物です。そしてせっかく持ち込むのであれば、糖度の高い飲み物をできるだけ多く置いておきたいものです。

そのためには、試験場に行く前には、必ず試験科目数+2本ほどの飲み物を買っていきました。まず、試験で新品を使うためのもの。そして通常飲むためのもの。通常飲むものでも、水のようなものとジュースとを買っていました。甘いものやジュースで糖分の摂取を行なっていると、水やお茶のようなさっぱりした飲み物がほしくなるときがあります。

そのときのためにも多めに飲み物は準備しておくようにしました。
皆さんも好みがあるとは思いますが、だまされたと思って試してみてはいかがでしょうか。試験中の集中力そして記憶を思い出す力が見違えるように高くなると思います。


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