授業にはインプット・アウトプットの2つあり、勉強法も違う
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授業にはインプット・アウトプットの2つ
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授業には2つのタイプがある
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インプット型授業
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アウトプット型授業
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集中力をつけよう
授業にはインプット・アウトプットの2つあり、勉強法も違う
1.
授業には2つのタイプがある
授業のタイプに応じて、ノートの作り方、予習や復習のやり方を変えたほうが、より効率的に成績を伸ばすことができます。ここでは授業のタイプについて説明します。ひとつめは、知識の説明をする「インプット型」授業です。
2.
インプット型授業
典型的なのは、英文法や世界史の教科書の説明をする授業です。たとえば、「使役動詞のmakeは、強制的に~させる、という意味になります」とか「使役動詞としてmakeを使うときは、目的語の後ろに来る動詞は原形になるのに注意しましょう」など、文法の意味や用法などの解説が中心の授業を受けたことがあると思います。
それが、インプット型の授業です。先生が一方的に話をすることが多いので、眠くなりがちです。このタイプの授業では、予習には時間をかけず、復習に時間をかけるのが賢い勉強法です。
3.
アウトプット型授業
もうひとつは、問題演習中心の「アウトプット型」授業です。
数学の問題演習や英語の英作文、長文問題の読解などがそれにあたります。古典や漢文で、生徒に本文を読ませて訳させるという授業もこのタイプといえます。
たとえば英語の授業だったら、「じゃあ、○○さん、次の段落を読んで日本語に訳して」と指名されて、「そこはそうじゃなくて……」などとダメ出しを連発されながら学習していく授業があります。それが、アウトプット型の授業です。こちらは復習も重要ですが、自分の足りない部分をあぶり出すことがいちばん重要なので、予習重視の勉強をしましょう。
4.
集中力をつけよう
自分だけの儀式をつくる(ルティーン)
インプット型、アウトプット型、どちらのタイプの授業であっても、上手にノートをとることのできる人には、ひそかな共通点があります。それは「授業に集中できていること」
です。
それがノートを作る大前提となります。では、集中するためには、具体的にどんなことをすればいいんでしょうか?それは、儀式(ルティーン)をつくることです。
儀式というのは、たとえば野球選手のイチローを思い出してください。打席に立つときは必ず土を足でならしながら、バットを一回転させています。また、あるサッカー選手はフリーキックを蹴る前に必ずボールのマークが自分に見えるように置きなおしています。
集中するためのこうした動作を、儀式(ルティーン)といいます。そうすることで、最高のパフォーマンスを発揮できる心理状態(ゾーン)に入る準備をしているのです。そして、このゾーンはスポーツだけではなく、受験勉強にも応用できるのです。
人によってさまざまな儀式があります。
・指の指紋を凝視する
・後頭部に意識を向ける
・時計の秒針を見ながらカウントダウンをする
何でもいいので、自分で儀式をひとつ決めて、実行してみましょう。何度もくり返していると、条件反射のようになってしまうものです。
儀式を決めるときに重要な条件があります。それは、教室や試験会場でもできる簡単なものでなければならないということです。
どれだけ深い集中ができるものであっても、教室や試験会場でできないことを習慣にしても意味がありません。そういった意味から考えると、ペン先を見つめるというのは受験生にはおすすめです。
このルティーンはテストのときだけでなく、家で勉強をしているときにも使うことができます。授業やテストのときだけルティーンを実行しても、それまであまり回数をこなしていなければ、効果が出にくくなります。そうならないように、ふだんの勉強のときから意識してルティーンを取り入れましょう。
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