勉強時間がないと思っているだけ!細切れ時間の活用が合格を導く
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勉強時間がないと思っているだけ!細切れ時間の活用が合格を導く
1.
時間には「大、中、小」の3種類がある
2.
大時間の土・日・休日は自由に使えるのが取り柄
3.
2~3時間の中時間は「読む」「理解する」のブル学習に使う
4.
小時間こそ勉強の黄金時間だ
勉強時間がないと思っているだけ!細切れ時間の活用が合格を導く
1.
時間には「大、中、小」の3種類がある
時間の性質を考えずに、やみくもに効率的な活用を考えてもムダというものです。
たとえば、
1週の間には赤、青、黄の3色の勉強時間があります。赤は大時間、青は中時間、黄は小時間
です。
〈大時間〉は、土曜、日曜、祝祭日のように、丸々1日を勉強に使える時間です。
〈中時間〉は早朝の数時間や仕事が終わってからの時間。つまり、中程度のかたまりになっている時間です。そして、もっとも大切な〈小時間〉とは、何かのついでに生まれるような数分程度の短い時間のこと。
「時間がない」と嘆いている人が少なくありません。しかし、聞いてみると、この場合の「時間」は、ほとんどが大時間と中時間のことを指しています。でも、1週間のタイムスケジュールをつくって、赤、青、黄の3色に塗ってみるとよくわかるはずです。
あなたのタイムスケジュールには、黄色の細切れの時間がたくさんあることが…。となると、
できる人とできない人の差は、この小時間の使い方にあることがわかります。大切な小時間を、うまく使いこなせてこそ勉強名人
なのです。
大(土日)
●カード・テープづくり
●書式・記述式・計算問題の演習
●模擬形式の問題演習
●スケジュール上の遅れのばん回
中(平日の早朝又は夜)
インプット期
●墓本テキストの学習
アウトプット期
●問題演習
小(何かの合い間)
●カードによる記銘学習
●テープによる記銘学習
●勉強の初期にはサラブレッド学習
2.
大時間の土・日・休日は自由に使えるのが取り柄
まず、大時間の活用法を検討してみましょう。それには、大時間にしかない特徴を分析してみることが大切です。
すると、こんな姿が浮かび上がってきます。
① ボリュームのある時間なので、自由な使い方ができる
② 一定の時間を、継続して利用することができる
③利用する場所の制限がない。自宅でも、書斎でも、図書館でも、公園でもいい。机を使用することもできる
④カードやノートなどのシールを使った勉強もできる
⑤周囲の雑音が入らないので、落ちついた心理空間ができる
このような特徴を最大限に活かして、大時間でなければできないことをやることが大時間活用のポイントです。
3.
2~3時間の中時間は「読む」「理解する」のブル学習に使う
①、2~3時間なので、思いきり自由に使えるわけではありません。しかし、一定のかたまりになっているので、ある程度落ちついて勉強できます。
③ つまり、限度はあるものの、一定の作業を継続して行えるわけです。
③場所は原則として自宅ですが、喫茶店やカフェの場合もあります。机の使用ができることも特色です。
④パソコン、参考書、辞書、カード、テープなど、各種の勉強シールを活用することが可能です。
⑤ウイークデーの夜の場合は、残業やつき合いで時間が取れなくなることもあります。その点、朝ならそうした心配もなく、効率的に使えます。
以上の特質からいえば、中時間は、テキストを「読む」「理解する」に充てるのが最適といえるでしょう。
4.
小時間こそ勉強の黄金時間だ
先に書いたように、勉強時間というと、中時間や大時間を思い浮かべる人がほとんどです。しかし、実際のところ、勉強時間の大半は小時間でまかないました。
実は、勉強の成否は、小時間の使い方にかかっています。
こんな実例があります。会社に勤めながら3年間勉強を続け、司法試験に合格したSさん(いまは、有名私立大学院の教授)は、この細切れ時間使いの達人でした。
「丸々1日勉強したのは土曜日だけ。あとは細切れ時間を利用しました。とくに行き帰りの通勤時間こそ、またとない勉強時間。勉強は机に向かってやるものだという固定観念を拭い去ることが合格への第一歩です。すると、10分、20分といった細切れ時間が、生き生きとしてきますよ」。
Sさんは、暇を見つけては、カードやテープといった携帯用の勉強シールをつくったとか。そして電車の中で、それらをフルに活用したのです。
細切れ時間は、あっという間に過ぎてしまいます。そこで小時間を有効に使うのには、事前準備が必要。先に述べた、大時間にカードやテープをつくるのはそのためです。
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