独学で学ぶため4つのポイントを押さえて効率を高めよう!

独学こそ楽しみながら学べるスタイル

独学と聞くと、学校や他の人の忠告を無視して、一人ねじりハチ巻きで学ぶようなイメージを浮かべがちだ。しかし、そのイメージは偏見に近いものだ。独学を「独楽」だと考えてやる。

自分の都合のよい時間に、自分の好きなテキストを使って、自分がやりたいことを好きな方法で学べる。独学こそ、自由奔放に楽しみながら学ぶことのできるスタイルだと思う。

しかし、自由奔放なだけに、独学は、やり方を間違えると、逆に学習効率の低下を招くこともある。何年も受験に失敗した浪人生の成績が往々にして年々悪くなるのもそのせいだ。

独学で確実に学習効率を向上させていくには、いくつかポイントがある。時間の使い方と参考書参考書の活用法がその代表的なもの。ここでは、独学のポイントを紹介しよう。

①学びやすい環境をつくる
効率よく学んでいくには、集中力が必要だ。そのためには、まず、集中できる環境をつくる。

これは、必ずしも専用の書斎を持てということではない。現在の住宅事情ではままならないし、あまり書斎的環境づくりにこだわると、かえって環境づくりができないから学べないという弊害が出る。

堅苦しく考えず、自分のケースに合った環境づくりを工夫することだ。書斎があるなら、それをより学びやすい環境に改善すればいい。

ないなら、自分に可能な範囲で、学ぶ環境をつくっていくことだ。
また、部屋の温度や照明、騒音などもチェックする。人によってさまざまだから、自分が一番学びやすいように工夫して、環境をつくっていく。

②ロケット方式で長続きさせる
独学は一人で学ぶもの。監督や指導をしてくれる人もいないので、飽きや行きづまりを感じることもあろう。こんなときに活用したいのが、ロケット方式だ。

宇宙船は、地球の引力圏の中では、なかなかスピードを上げられない。が、いったんそこから脱出しさえすれば、何の苦労もなく飛び続け、成功へ向けて航路を進めていく。

学ぶことの敵は、この引力のようなものだ。それを倒すには、勢いをつけてスタートダッシュをして、敵の妨害をすばやく突破することだ。

③方向チェックをする
独学で陥りやすいのは、情報不足だ。これは、学ぶ仲間をつくったり、数冊の参考書を併用することで防ぐ。

情報不足になると、効率が低下しているのに上昇しているとカン違いしたり、学ぶ方向が、知らないうちに別の方向へ向いてしまったりする。

進路がそれたら、少しでも早いうちに軌道修正してやらないと、立て直しに時間がかかる。そのためには、ときどき自分の向かっている方向が正しい直線上にあるかどうかチェックしてみることだ。

④気分転換法を持つ
天候というものは、なかなか予測できない。人間の調子も、これと似たところがある。頭が回転している日もあれば、気分が乗らずに、いっこうに進まない曰もある。

このようなとき、学校なら拘束されているので渋々でも学ぶのだが、独学ではそうはいかない。途中で投げ出しても誰も注意してくれる人がいない。そのままのんびりと気分が乗ってくるのを待っていることもできる。しかし、それでは学習効率は著しく低下してしまう。

このようなときのために、気分転換法を見つけておく。音楽を聴く、軽い体操をする、机のまわりを掃除するなど、自分に合ったものなら何でもよい。

ただし、あまり時間を要するものは逆効果になることもあるので、注意したい。独学は最初からベストの状態で、学習が進行するというわけにはいかない。が、次第にスピードが上がってくる。途中で気づいた点に改良を加えていけば、やがて加速度がつき、効率もグングン上昇する。


自分だけの参考書をつくる
自分だけの参考書づくりのノウハウを紹介する。これは、参考書のノート化を、さらにレベルアップしたものである。

参考書は、自分に合った一冊を選ぶ。その後、能力が向上したら、必要に応じてさらに数冊の参考書を購入する。それらをアンダーラインや記号、書き込みを利用して、ノート化し、効率よく学べるように加工していく。

しかし、ある程度学んでいくと、もう目を通す必要のない個所が出てくる。それが増えていくと、数ページの個所を読むために、厚くて重い参考書をいちいちめくるのはめんどうになってくる。持ち運びにも不便だ。

そこで、複数の参考書の中から、試験に最も効率よく活用できる一冊を選ぶ。そして、それを軸として、他の参考書に書かれている重要なポイントを、該当する個所にどんどん書き込んでいく。

こうしてできあがった参考書は、その科目の定本となる。いろいろな書き込みがあり、外見は汚れて見えるが、ずっしりとした内容で中身の濃いものに仕上がる。

一冊の重さの中に、数冊分の内容が納められているのである。
これをさらに進化させて、参考書を解体してしまうことも効率的である。バラバラにした後に、それぞれの参考書の重要なページを選び出す。それらを自分が使いやすい構成に組みなおし、オリジナルの参考書を一冊つくりあげてしまうのである。
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