パソコン財務会計主任者でパソコンスキルと簿記知識を同時にアピールしよう

1.会計技能+パソコン利用技術=現代に必要なビジネススキル
企業内での簿記・会計業務のOA化か進むなかで、多種類の財務会計ソフトウェアが普及し、これらを正しく効率的に使いこなす能力が要求されています。パソコン財務会計主任者資格は、そのようなパソコン財務会計の正しい知識と実務能力を認定する試験制度です。

どこの企業でも求められているビジネススキルといえば、簿記などの会計技能とパソコンの利用技術だといえるでしょう。

ここでは、その両方に関する知識や実務能力を問われるわけですから、有資格者はパソコンのスキルと簿記知識を同時にアピールすることができます。

また、1級に合格するためには、一般に活用されている業務用ソフトを使用した実技試験に合格する必要があるために、取得者は企業から「即戦力」との評価を受けることも多いようです。

試験は、筆記試験と実務試験に分かれており、筆記式試験では、ネットワークーインターネット環境等を含めた「コンピュータの利用に関する専門知識」、日商簿記検定2級レベルの「財務・税務・経営に関する経理の実務知識」などが試されています。

また、実技試験では、実際にパソコン財務会計ソフトを操作・運用し、日常的な会計処理から決算に関する一連の処理能力が問われます。

なお、級の受験資格は「2級取得者」が条件となっていますが、2級との同時受験の場合に限っては、制限なしで受験が可能になっています。

2回に分けて受験してもよいのですが、合格率から見てもそれほど難関な試験ではありませんので、1級の勉強をしておいて、ダブル合格を狙う方が効率がよいでしょう。

ただし、万が一「2級は不合格だが1級には合格」という結果になった場合、部分認定扱いとなってしまいます。その後1年以内に2級に合格することができなければ、1級を取得することができませんので注意が必要です。

2.60日で取得
1回で確実に合格できるよう、間違えた問題は徹底的に復習してください。
最後に実技試験の対策をします。実技試験の対策をします。まずは基本的な操作を覚え、試験で出題されることを一つひとつ実際にパソコンで確認しておいてください。

試験で実際に使うソフトに慣れることがとても重要です。余裕があれば、ほかにどのような機能があるのか、自分で勉強しておきましょう。
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