ドットコムマスターはインターネットやITの最新技術が問われる資格
1.毎年更新されていくインターネット利用技術に乗り遅れない資格
一定のソフトに関するネット知識を問う検定は今までにもありましたが、一般的なネット知識の標準試験は日本では初めてです。
総合的にインターネットを捉えた内容に加えて、インターネットを利用する上での一般的なルールまでをも含む、実践面に即した内容が問われている試験です。
ドットコムマスターはインターネット人口の急速な増加に対応するため、インターネットに関すIT技術者の基礎知識の向上、インターネットの更なる利用促進を図ることを目的として、平成13年度よりNTTコミュニケーションズによって実施されているインターネット検定です。
本資格の特徴は、めまぐるしく変化するインターネットや
パソコンの最新技術動向を反映させている点で、合格した年が資格の名称に表記されます。そのため、有資格者は資格が最新の年のものであればあるほど自分のインターネットに関する知識をアピールできるのです。
また、資格取得者には、NTTコミュニケーションズ社の顧客のネット関連の問い合わせに応じる在宅オペレータの途も開かれています。
試験レベルは、「★(シングル)」「★★(ダブル)」「★★★(トリプル)」の3段階の星の数で認定されます。
そのなかでも、シングル試験は、「パソコンなどの基礎知識を持ち、ネットを容易に活用できる」レベルとされており、問題数100問を150分で解答する試験となっています。
2.30日で合格するための学習
広くインターネットやそれをとりまく
環境について、最新の技術や標準となっている事柄が出題されます。普段どのようにインターネットに関連した情報に気を配っているかが問われます。
よって、出題範囲の内容について、詳細に分かりやすく解説した先述の公式テキストを題材に勉強していくのがよいでしょう。
もちろん、今までどの程度インターネットに携わってきたのかによっても、どのくらい勉強しなければならないのかは違ってきますが、プチトレーニングの問題レベルをみても分かるように、一般的なユーザーならば改めてある程度知識をインプットしておく必要があります。
とにかく、公式テキストが出版されているわけですから、これを徹底的に読み込んでください。
歴史の浅い試験の場合には、
過去問が一回り出尽くすまでに時間がかかりますので、問題演習よりもとにかくテキストを繰り返し読むことに専念します。過去問や問題集が出版された後には、そちらの方にも積極的に挑戦するようにしてください。
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