資格試験の主な概要が一目で分かる一覧|介護・医療関係の資格
医師 | |
概要 | いつの時代にも「なりたい職業」の上位にあがるお医者者さん。日本で医師になるためには通常、医科大学か大学の医学部に合格して、6年間医学について学ぶ。その上で、医師国家試験に合格すると、厚生労働省から医師免許証が交付される。2004年度からは2年間の臨床研修を行 |
合格率 | 合格率 90.2%, |
受験資格 | (1)学校教育法に基づく大学において医学の正規の課程を修めて卒業した者 |
(2)医師国家予備試験の合格者で、合格後1年以上の実地修練を経た者 | |
(3)外国の医学校を卒業、あるいは外国で医師免許を得た者で、厚生労働大臣によって(1)または(2)に該当する者と同等以上の学力と技能を有し、かつ適当であると認められた者等。臨床上必要な医学及び公衆衛生に関して、医師として具有すべき知識及び技能。 | |
科目 | |
申込期間 | 11月中旬~ 12月上旬。 |
受験料 | 15,300円。 |
試 験 地 | 北海道、宮城、東京、新潟、愛知、石川、大阪、広島、香川、福岡、熊本、沖縄。 |
受験手続き | 受験手続き受験願書と必要書類をそろえ、受験地を管轄する地方厚生局または地方厚生局支局へ提出する。 |
試 験 日 | 2月中旬。 |
歯科医師 | |
概要 | 高齢化社会に伴い、歯の健康を長年にわたって維持していくことが重要視されている。また、訪問診療や検診など、歯科医が活躍する場は、ますます拡大している。ただ、近年は歯科医師の数が過剰気味。そのため、試験の難易度が高くなっている。 |
合格率 | 合格率 71.1'‰ |
受験資格 | (1)学校教育法に基づく大学において歯学の正規の課程を修めて卒業した者 |
(2)歯科医師国家予備試験の合格者で、合格後1年以上の診療および口腔衛生に関する実地修練を経た者 | |
(3)外国の歯科医学校を卒業、あるいは外国で歯科医師免許を得た者で、厚生労働大臣によって(1)または(2)に該当する者と同等以上の学力と技能を有し、かつ適当であると認められた者等。 | |
科目 | 臨床上必要な歯科医学及び口腔衛生に関して、歯科医師として具有すべき知識及び技能。 |
申込期間 | 11月中旬~ 12月上旬。 |
受験料 | |
試 験 地 | |
受験手続き | 試受験手続き 受験願書と必要書類をそろえ、受験地を管轄する地方厚生局へ提出する。 |
試 験 日 | 2月中旬の2日間。 |
看護師 | |
概要 | 医療現場で主体になるのは医師だが、診療や治療においては看護師のサポートが不可欠である。病名診断などはしないものの、医療行為における権限は大きく、患者とのやり取りがもっとも多い立場なので、実質的に心身のケアにあたる重要な役割を担う。冷静な判断力と他者への気配りが求められる難しい仕事でもある。同じ看護業務に就くための資格でも、准看護師とは、試験、養成のための課程、担当できる医療行為は異なる。 |
合格率 | 合格率 90.1% |
受験資格 | (1)高校卒業後、文部科学大臣の指定した学校で3年以上、看護師に必要な学科を修めた者(卒業見込みの者も含む) |
(2)高校卒業後、厚生労働大臣の指定した看護師養成所を卒業した者(卒業見込みの者も含む) | |
(3)免許を得た後3年以上業務に従事している准看護師であって、指定学校または指定養成所において2年以上修業した者(修業または卒業見込みの者を含む)等。 | |
科目 | ①人体の構造と機能、②疾病の成り立ちと回復の促進、③社会保険制度と生活者の健康、④基礎看護学、⑤在宅看護論、⑤成人看護学、⑦老年看護学、③小児看護学、③母性看護学、⑩精神看護学 |
申込期間 | 申込期間 11月下旬~ 12月中旬。 |
受験料 | 5,400円。 |
試 験 地 | 北海道、青森、宮城、東京、愛知、石川、大阪、広島、香川、福岡、沖縄。 |
受験手続き | 試受験手続き 受験願書と必要書類をそろえ、受験地を管轄する地方厚生局へ提出する。 |
試 験 日 |
救急救命士 | |
概要 | 救急現場や救急車内で、医師の指示の下、救急救命措置を施す専門家を認定する国家資格。救急救命士になるには、文部科学大臣指定の学校、または厚生労働大臣指定の養成所で2年以上学び、毎年、実施される国家試験に合格しなければならない。ふつう、消防署へ勤務することになるため、公務員試験を受け、消防士になる必要がある。 |
合格率 | 85.89% |
受験資格 | (1)大学入学有資格者で、指定救急救命士学校・養成所(2年制)を卒業した者。 |
(2)大学で1年以上公衆衛生学等13科目を修了し、指定校で1年の課程を修了した者。 | |
(3)医大等で公衆衛生学、臨床実習等を修了した者。 | |
(4)所定救急業務講習を修了し、5年又は2,000時間以上就業し、指定校で1年課程を修了した者。 | |
(5)外国で救急救命士学校卒業、又は、有資格者で1.2.3.4.と同等以上と認定された者。 | |
(6)看護婦(士)有資格者で、有資格者で1.2.34.と同等以上と認定された者。 | |
科目 | 基礎医学(社会保障・社会福祉、患者搬送を含む)、臨床救急医学総論、臨床救急医学各論(1)(臓器器官別臨床医学)、臨床救急医学各論(2)(病態別臨床医学)、臨床救急医学各論(3)(特殊病態別臨床医学)。 |
申込期間 | 1月中旬~2月上旬。 |
受験料 | 30,300円。 |
試 験 地 | 海道、東京、愛知、大阪、福岡。 |
受験手続き | 受験願書、写真などの必要書類を1月中旬~2月上旬までに日本救急医療財団に提出 |
試 験 日 |
社会福祉士 | |
概要 | 身体上もしくは精神上に障害がある人、日常生活を営むのに支障がある人に対し、福祉に関する相談に応じ、適切な助言、指導、その他の援助を行なう。患者だけでなく、患者の家族へのケアなど福祉サービス全般を担う。「ソーシャルワーカー」とも呼ばれる。高齢者や障害者にアドバイスや援助を行なうほか、各種施設や機関、もしくは他分野の専門家とを結ぶコーディネーターとしての役割も担う。 |
合格率 | 26.30% |
受験資格 | (1)大学等で指定科目を履修したうえで卒業した者。(2)短大等で指定科目を履修したうえで卒業した者で、3年制短大の場合は1年以上、2年制の場合は2年以上、指定施設において相談援助の実務を行なった者。(3)社会福祉 |
科目 | 人体の構造と機能及び疾病、心理学理論と心理的支援、社会理論と社会システム、現代社会と福祉、社会調査の基礎、相談援助の基盤と専門職、相談援助の理論と方法、地域福祉の理論と方法、福祉行財政と福祉計画、福祉サービスの組織と経営、社会保障、高齢者に対する支援と介護保険制度、障害者に対する支援と障害者自立支援制度、児童や家庭に対する支援と児童・家庭福祉制度、低所得者に対する支援と生活保護制度、保健医療サービス、就労支援サービス、権利擁護と成年後見制度、更生保護制度。組織と経営、社会保障、高齢者に対する支援と介護保険制度、障害者に対する支援と障害者自立支援制度、児童や家庭に対する支援と児童・家庭福祉制度、低所得者に対する支援と生活保護制度、保健医療サービス、就労支援サービス、権利擁護と成年後見制度、更生保護制度。 |
申込期間 | 9月上旬~10月上旬。 |
受験料 | 5,580円。 |
試 験 地 | 北海道、青森県、岩手県、宮城県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、石川県、岐阜県、愛知県、京都府、大阪府、兵庫県、島根県、岡山県、広島県、香川県、愛媛県、福岡県、熊本県、鹿児島県、沖縄県(予定)。 |
受験手続き | 受験案内は8月中旬から配布予定。 |
試 験 日 |
介護福祉士 | |
概要 | ホームヘルパーの上位資格にあたる福祉のエキスパート。介護する家族やホームヘルパーに指導を行なったり、相談にのるのも重要な仕事。資格を得る方法は2つある。ひとつは、国が認定した養成施設を卒業する方法で、この場合、国家試験は不要(平成26年度まで)。もうひとつは、受験資格を満たして国家試験に合格する方法。試験には筆記のほか実技もある。 |
合格率 | 合格率 63.9% |
受験資格 | (1)3年以上介護等の業務に従事した者(平成24年度からは養成施設の卒業が必要。3年延期される見込み)(2)福祉系高等学校を卒業した者、あるいは卒業見込みの者(専攻科の場合、卒業後9カ月の実務経験が必要となる)。 |
科目 | 〈筆記〉人間の尊厳と自立、人間関係とコミュニケーション、社会の理解、介護の基本、コミュニケーション技術、生活支援技術、介護過程、発達と老化の理解、認知症の理解、障害の理解、こころとからだのしくみ。〈実技〉介護などに関する専門的技能。 |
申込期間 | 8月上旬~ 10月上旬。 |
受験料 | 5,580円。 |
試 験 地 | 北海道、青森県、岩手県、宮城県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、石川県、岐阜県、静岡、愛知県、京都府、大阪府、兵庫県、島根県、岡山県、広島県、香川県、愛媛県、高知、福岡県、長崎県、熊本県、大分県、鹿児島県、沖縄県(予定)。 |
受験手続き | 受験案内は7月中旬から配布予定。 |
試 験 日 | 〈筆記〉1月下旬。〈実技〉3月上旬。 |
介護支援専門員(ケアマネージャー) | |
概要 | ケアマネージャーは介護保険制度に従い、要介護者などからの相談に応じ、この制度に沿った介護サービスをトータルにコーディネートするのが仕事。介護保険指定施設にはケアマネージャーが1人以上在籍しなければならないと決められている。市区町村からの委託により、要介護認定を受けた被保険者と面接し、その人に適したケアプランを作成、サービス提供業者への連絡業務を行なう。受験資格を得るには一定期間の実務経験が必要。 |
合格率 | 合格率 15.3% |
受験資格 | (1)保健・医療・福祉分野で一定期間以上の実務経験を有する者(2)相談援助業務で一定の従事期間を満たす者等。 |
科目 | 【介護支援分野】①基本視点、②介護保険制度、③要介護・要支援認定特論、④介護支援サービス機能・要介護認定方法論【保健医療福祉サービス分野】①高齢者の身体的・精神的特長と高齢期の疾病・障害、②訪問介護方法論、③通所介護方法論、④短期入所生活介護方法論、⑤福祉用具、住宅改修方法論、⑥指定介護老人福祉施設サービス方法論、⑦公的サービス、社会資源導入方法論、など |
申込期間 | 8月上旬~ 10月上旬。 |
受験料 | 6,000~ 9,500円。 |
試 験 地 | 各都道府県によって異なる。 |
受験手続き | 各都道府県によって異なる。 |
試 験 日 | 年1回、全国同一日(例年10~ 11月の日曜日)。 |
訪問介護員(ホームヘルパー) | |
概要 | ホームヘルパーとは高齢者や身体障害者などのいる家庭を訪問して、日常生活にかかわる支援をする人のこと。支援には家事に関するものと、介護にかかわるものの2つがある。前者は食事の調理や掃除、洗濯など、後者は排泄や食事の介助などがある。訪問介護は、地方自治体などが実施している研修を修了しなければならない。かつては介護保険法上の3級課程があったが、2009年度で廃止された。上位級になるとより高度で専門的な研修を行なう。 |
合格率 | 合格率 15.3% |
受験資格 | 【2級課程】ホームヘルプサービスに従事する者またはその予定者。【1級課程】2級取得後1年以上の実務経験を有する。 |
科目 | 【2級】130時間。1.講義(58時間)①福祉サービスの基本視点、②社会福祉の制度とサービス、③ホームヘルプサービスに関する知識、④サービス利用者の理解、⑤介護に関する知識と方法、⑤家事援助に関する知識と方法、⑦相談援助とケア計画の方法等。2.実技(42時間)①共感的理解と基本的態度の形成、②基本介護技術、③ケア計画の作成と記録・報告の技術等。3.実習(30時間)①介護実習、②ホームヘルプサービス同行訪間等。【1級】230時間。1.講義(84時間)①社会福祉関連制度とサービス、②介護方法と技術、③チームケアとチームワーク等。2.実技(62時間)①ケアマネージメント技術、②指導技術と介護技術の向上等。3.実習(84時間)①痴呆性高齢者等処遇困難事例対応実習、②デイサービスセンター実習、③チーム運営方式業務実習訪問看護同行訪問等。 |
申込期間 | 要問い合わせ。 |
受験料 | 要問い合わせ。 |
試 験 地 | 要問い合わせ。 |
受験手続き | 要問い合わせ。 |
試 験 日 | 要問い合わせ。 |