国家資格だけじゃない!資格に迷ったときの自分に合った選び方

「資格」には大きく分けて2つの意味合いがある
自分の努力に対する目標として
せっかく何かをやろうという気があっても、目標がなければだらだらと時間だけが過ぎていってしまいがちです。期限を決めて何かをやるというのは、社会人にとって常識といえます。

資格の取得を一つの目標とすれば、試験の日までにどの程度の努力をする必要があるのかが分かり、学習のペースメーカーになります。また、目標が達成できればそれだけで充実感が得られますし、次のステップアップへの意欲も出てくるものです。

実績を結果として残す
例えば、マラソン大会で優勝したならば、それは自分の実績として一生残ります。しかし、特殊な技能や専門的知識に関しては特に大会などがないために、せっかく身につけても形としては何も残りません。これではもったいない話です。

大学の授業では、勉強した内容を単位あるいは学位として残せますが、実社会でこれにあたるものこそが「資格」です。

せっかく学んだ知識や技術を「資格」という形で残せば、後にそれを忘れてしまったとしても、資格を取ったという実績は残ります。また、スポーツと異なり、上位3位以内に入らなければ実績が残らないという性格のものではありません。

多くの資格においては、合格に必要な点数さえ取れれば、何人でも合格できます。つまり、人と比べてどうかという「相対評価」ではなく、「絶対評価」である資格の方が自分の努力が率直に反映され、実績を残しやすいと言えるのです。

「資格」によって人生が開ける。
このように、せっかく何かをやるのだったら、自分が決めた分野について「資格」という目標を立てて、資格取得によって目に見える「形」として技能を残しておくというのはどうでしょうか。

まず資格という実績によって自分と他人と無理なく差別化を図れます。自分にとっても自信につながりますし、何よりも資格を活かした新たな展開がみえてきます。また、資格という目標にむかって充実している姿こそ、他人から見て評価される部分なのです。

このように、何かに挑戦し、自分の人生をより豊かにしていく可能性が、本人の意識次第でいくらでも広がっています。

これからどんな資格を取得すればお得なのか
どんな資格が注目されているのか
現在日本に細かいものも含めると約3000種類あると言われる資格は、その効力が疑問視されるものもあります。そういった状況や時代ごとの流行り廃りがあるせいか、これらのうち、「(評価されるために)自分はどの資格を取ればいいのだろうか」という質問をよく受けます。

そこでまず、日本の資格試験を大きく分類した上で考えてみます。資格試験を分類する際には、「国家資格」(法律に基づいて、国が実施している資格)、「民間資格」(民間の団体が勝手に資格を作ったもの)の3つに分けるのが一般的です。こうしてみると、一見国家資格は有益であって、民間資格は取っても意味がないように思えます。

しかし、現実的にはそうではありません。TOEIC やファイナンシャルプランナーなど、民間資格のなかでも絶大な人気を誇るものもありますし、国家資格のなかでも現実的には意味のなくなってきているものもたくさんあります

「努力型」の資格に注目しよう
そこで、もっと現実社会の状況、企業のニーズに即した分類法を示します。
①一般常識・社会常識の有無を評価する資格
②専門技術の有無を評価する資格
③一定の努力が必要とされ、しかも有用なものと広く社会的に認知、評価されている資格(90日以内の独学で取得を提案)

まず、一般知識・社会常識の有無を評価する資格」は実務と直接結びつくわけではありません。社会常識はあった方がいいですが、これらの資格一つだけで決め手にはなりません。しかし、漢字検定2級、秘書技能検定準1級などのように難易度の高い級になるに従い基礎体力の証明にとどまらず、立派なアピールになります。

これとは逆に、「特殊・専門技術の有無を評価する資格」は誰もが知る資格の王道です。司法試験や公認会計士などのように企業の内にいなくともその実力で独立・開業できる資格が多いのです。ただ、当然これに当てはまる資格は合格が難しいという現実がありますし、取得のためにはスクールに通うことが前提にもなります。

これらはその分野における専門的知識を有する事実を示すだけでなく、「自分がある一つの目標を定めて計画的に努力をし、最終的に達成できる」という能力を企業にアピールできる特選資格です。

これらは一定の努力をしないと合格できない資格であると広く社会的に認知されているために、合格者はその努力を継続的に責任を持ってできる能力があると公に証明されます。

学生なら就職を希望する企業に対して、責任と意欲を持って仕事を遂行できるとアピールできます。既に社会人なら自分にある程度大きなプランを任せてもしっかりとそれをやり遂げられる、と会社に対してアピールできます。こういった力を考慮して昇進などに反映させる企業も多いのです。

このように、今後さらに注目を浴びるであろう「努力型」の資格は、努力をすれば誰にでも合格が射程圏内に見えてくる点で共通しています。

法律について何も勉強したことのない人でも、努力次第で通関士や宅地建物取引主任者に合格できますし、パソコンをさわったことのない人でも、大きな抵抗感なく初級システムアドミニストレータ試験を突破できます。

従来なら3ヶ月から1年近くの継続した勉強をしなければ合格できないと思われてきたものを、90日以内で合格するための解法テクニックなども駆使して、大胆にも3ヶ月以内に取ってしまおうというわけです。

資格取得をどのようなモチベーションにしていくか
資格取得は自分のための投資である
現在の世の中は「実力主義」に移行していく過渡期ではないでしょうか。年功序列制も徐々に崩壊しつつあり、老若男女を問わず、企業は実力のある人に目を向けています。「年俸制の導入」「中途採用の奨励」「ストックオプション制度」など、実力主義を支える制度も充実してきています。

逆に大企業に勤めている会社員でも何か自分にアピールできる能力がなければ評価されず、ときにはリストラに遭うかもしれない時代です。日本という国でも、個人という単位で能力やその人の存在価値が問われる時代になってきました。

個人が社会のなかで生き残り、「なりたい者になる」自己実現を図るために、自分自身を磨いていくと同時に、自分の選択に対する厳しい自己責任がこれまで以上に求められます。これはちょうど、「自分という商品」を規制の取り払われた自由な市場で売り出すために、他の商品にはない自分だけの特徴や実力で勝負しなければならないのと同様です。

ときにシビアな差別化戦略を打ちだす必要もあります。人材市場で「自分という商品」がきっちり評価され、身銭をきって誰かに買ってもらえる訴求力を持つためにはどうすればいいか、そういう視点から自己を捉え直す時期にきています。

そして、この際には親や他人に頼るのではなく、自分の道は自分自身で決め、実践していかなければ、自分自身の幸せと確実な成功は決して向こうからはやってきません。ただ、指をくわえて成功を待つのではなく、自ら行動を起こさなければ、小さな幸せさえも掴めないのは明らかでしょう。

結局「運良く成功した」人は時代の影響を受けて浮き沈みもありますが、「成功すべくして成功する」人は勝ち続ける遺伝子を自らのうちに養っているのです。資格をとって実力をつける選択は、まさにこの戦略に他なりません。

最近では、社会人になってから大学・大学院に通ったり、海外に留学したりする人が増えてきています。これは一種の「自分に対する投資」と呼べると思います。

資格取得を「自分に対する投資」と考え、取得した資格を大いに活用することによって、あなたにとって資格が人生の最適なパートナーとなってくれるはずです。資格が「成功すべくして成功する」ための武器となるのです。


自分にはどんな資格がピッタリくるのか自己分析
自分にピッタリの資格を選ぼう!
現在日本には、国家資格だけで1200 種類以上、民間資格まで含めると3000 種類以上の資格・検定試験があります。このような多数の資格があるわけですから、目移りしてしまい、この中から自分にピッタリのものを見つけるのはそれほど簡単ではありません。

そこで、まず自分の興味の持てること、身近なことからはじめてください。「勉強が趣味」という人は別ですが、基本的にほとんどの人はできる限り楽に、というと語弊があるかもしれませんが、要は誰でも最短経路で合格したいと思うはずです。

難関資格に合格している一握りの人の背後には、途中で挫折して勉強をやめてしまったという大が合格者の何倍もいます。せっかくの資格試験の勉強も、「合格」という最終目標まで到達しなければ意味がありません。

ということで、自分の中で「これならば継続して努力できそうだ」というターゲットをしっかりと見定めてから開始するようにします。
具体的には、以下のような方法が考えられます。

① 自分の仕事( 就職・転職も含む) に直接かかわる資格を選ぶ。これならば基礎知識があるし、社内でのキャリアアップも望めるので、続けられる可能性が高い。

② 自分が休日、空き時間にやってもいいと思える資格を選ぶ。これだと、休みの日を勉強に費やしても苦にならない。

③ 自分の好む傾向(飲食物・スポーツーゲーム等)に関する資格を選ぶ。素朴な「好物」を「資格」という形にまで昇華することに大きな意義がある。

有名な国家資格だけが「資格」ではありません。「所持資格の話題から取引先の人と話か弾み、商談がみごとに成立した」等の話は、実際よく耳にします。挑戦する資格を決める際には、まず現在の自分をよく分析した上で、見てください。何せこんなにたくさんの種類がある時代ですから、自分にピッタリの穴場資格だって必ずあるはずです。
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